東京都行政書士会豊島支部「新春の集い」

東京都行政書士会豊島支部「新春の集い」を開催させて頂きました。

高野豊島区長をはじめ、立教大学ロースクールのトップである野澤正充教授、小池百合子衆議院議員、小川敏夫参議院議員、小林興起元財務副大臣、鈴木ようすけ民主党第10区総支部長、地元選出の長橋都議、堀都議、米倉都議、そして辻豊島区議会副議長をはじめとする区議の先生方も多くご来賓としてお越し頂きました。

そして、ご来賓の一人である地元立教大学ロースクールのトップである野澤先生が、行政書士に対して理解を示して頂いたことは、行政書士会にとって喜ばしいことだと考えております。

皆様、ありがとうございました。

豊島支部執行部は、まだまだ未熟なところが多くございますが、何卒、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

なお、以下が、私の主催者挨拶となります。

【支部長 主催者挨拶】

一 はじめに
皆様、東京都行政書士会豊島支部「新春の集い」にご参集頂き、誠にありがとうございます。
豊島支部長の近藤秀将でございます。
私は、昨年4月の支部総会における選挙で、皆様のご支援を賜り、支部長に当選させて頂きました。あらためて御礼申し上げます。

この約一年、支部執行部、支部会員の先生方、そして豊島支部を支援して頂いた全ての方々のおかげで、少しずつではございますが前に進んで来れたのではないかと、感じております。

二 主な支部活動

①相談会(末次)
まず、末次副支部長が担当している相談業務等です。
昨年5月7日に開庁した豊島区新庁舎において行政書士単独の相談会及び他士業先生方との合同相談会を担当しています。
この新庁舎は、「民間との協働」という画期的な手法により、税金を使わず完成されたものです。これは、民間出身であり経営者のご経験がある高野区長の手腕であり、また、マンション一体型庁舎という稀有な先例に、現在まで途切れることなく全国から視察に訪れていると聞いております。

②広報(戸川)
次は、戸川副支部長が担当している広報活動です。
当支部の広報活動は、年二回の支部会報発行、リーフレット作成、そして秋に開催する街頭無料相談会等です。
特に、今年度は、豊島区民まつりである「ふくろ祭り」に無料相談ブースを出展しました。
さらに、その後、池袋西口ロマンス通り商店街にある「老舗の居酒屋」千登利様の定休日に店舗をお借りし、その日だけは、地元の憩いの場となっている居酒屋が「行政書士無料相談所」となりました。
商店街の真っただ中で行う相談会は、ビジネス色(事業色)の強いものが多く、当支部としても非常に勉強なりました。

③研修(今村)
次は、今村副支部長が担当している研修業務です。
今年度の通常研修は、三回開催しています。
一回目は、「医療機器の許認可等」です。これは、世田谷支部の小平先生にご担当して頂きました。
医療機器の許認可等は、行政書士業務としては新しいものでございますが、同分野を専門とする行政書士も増えてきています。
第二回目は、「政治及び選挙法務」です。これは、当支部の戸川先生にご担当して頂きました。
戸川先生は、国会議員秘書経験者であり、またメディアで多く取り上げられている選挙コンサルタントでもあります。
この点、選挙管理委員会というのは、官公署でございます。
したがって、選挙管理委員会に関する書類作成等は、我々行政書士の独占業務です。
しかしながら、同分野を専門とする行政書士は、非常に少ないのが現状です。
ある選挙管理委員から戸川先生に、「選挙ゴロ」が横行しているので、行政書士にもっと頑張ってもらいたいという要望が寄せられたこともございます。
ぜひ、政治及び選挙法務を専門とする行政書士が増えることを願っています。
第三回目は、私が担当させて頂いた「売上《一億円》事務所の作り方」です。これは、行政書士の事務所運営・キャリアデザインに関する研修です。
この点、行政書士は、他士業とは異なり、試験と実務が乖離しております。試験は、一般法、実務は、特別法です。したがって、試験に合格しただけでは、実務に対応できず、適切なキャリアを築くことができない新人や、実際実務をしていても、適切にキャリアを積み上げていくことができていない先生方も多いのが現状です。
だからこそ、ある一定の「行政書士におけるキャリアデザインモデルを具体的に提示させて頂く」ことが、この研修の目的でした。
この研修はご好評を頂き、満員御礼となりました。

これら通常研修に加え、当支部が力を入れているのは「新人研修」です。

先ほども申し上げましたが、行政書士は試験と実務が乖離しています。だからこそ、試験と実務を架橋する役割を、まずは最も身近な支部が担うべきであると考えております。

次回は、3月に開催しますが、講師として当支部会員でもある永野ひろ子豊島区議会議員にご登壇して頂く予定です。

これからも新人研修をはじめとし、支部研修充実を目指し頑張ります。

④暴排(西村)
西村副支部長が担当している暴力団排除活動がございます。
今年度は、当支部がホスト役となり練馬、板橋両支部と合同で、暴追センターから藤原代表理事を講師にお呼びし、さらに豊島区内所轄警察署の担当課長様にも出席頂きました。
この研修において、暴排に関する最新の知識等を身に着ける機会を得ることができました。

三 特定行政書士
最後になりますが、昨年12月4日に、我々行政書士にとって重要な出来事がありました。

それは、特定行政書士の誕生です。

特定行政書士とは、これまで弁護士にしか許されてこなかった「業として行政不服申立の代理」を行える資格内資格です。

これまで行政書士は、「代書屋」という、ある意味蔑称で呼ばれることがございました。

しかしながら、実際行政書士業務というのは、具体的な事案に対して法的整序をし書類に落とし込む、高度な法律文書の作成でございます。
また、このような書類作成だけでなく、行政庁と交渉、調整等も我々の業務であり、これまでも「法律家」としての実質を備えておりました。

もっとも、確かに、これまでは「争訟分野」には関与できず、仮に「法律家」の定義を、「争訟に関与できる実務家」と狭義に解するのであれば、我々は「法律家」ではないことになります。

しかしながら、特定行政書士の誕生により、我々は、行政争訟の一つである「行政不服申立」に関与できるようになり、名実ともに「法律家」としての地位を確立できました。

これは、我々行政書士にとって大きな変革であるともに、その担うべき職責の重さを感じるところであります。

また、本日は、地元立教大学ロースクールのトップである野澤先生にご来賓としてお越し頂いております。

ロースクールの本来的キャリアとしては、弁護士、検察官、裁判官の法曹三者です。

しかしながら、様々な事情によりこの道から転進する方も少なくございません。

そこで、行政争訟に関与できるようになり、これまで以上にロースクールで学んだことを活かせる「行政書士」を立教ロースクール卒業生選択肢一つとして提示させて頂きたく思っております。

支部会員の先生方におかれましては、野澤先生と大いに交流して頂き、行政書士の現状、業務、可能性のついてお伝え頂ければと思います。

以上でございます。

短い時間ではありますが、どうぞお開きまでおくつろぎ、楽しんで頂ければと思います。

ご静聴ありがとうございました。

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